【東京→新大阪】隠れた始発とは

旅行

東京から新大阪へ行くとき、主な移動手段は東海道新幹線であると思います。
朝早くから会議がある、USJに行きたい、朝から晩まで食い倒れたい、などの理由で少しでも早い時間帯に行きたいという機会はあるのではないでしょうか。しかしながら、新幹線の運転時間帯は、原則として6時~24時となっており、6時より前に出発することはできません。
東京駅6:00始発「のぞみ1号」を使用すると、新大阪には8:22到着です。

ビジネスマンで会議が9時からだと、あまり余裕がないですね。観光も朝早くから楽しみたいですね。では、これより早く到着する2つの方法を考えてみましょう。

ひとつ先の品川駅6:00始発「のぞみ99号」を利用するという手段
東京駅を最初の便が出発するのと同じ時刻に、品川駅を出発する便も設定されています。これを利用するには、東京駅5:40発「東海道線」に乗り、品川で乗り継ぐ必要があります。
品川駅6:00始発「のぞみ99号」を使用すると、新大阪には8:16到着です。

到着が6分早くなりました。冒頭に記載した通り、新幹線は6時から運転開始です。東京駅5:53発にすることは出来ないので、このような方法が行われています。のぞみ99号は私も1度利用したことがありますが、千葉県民(一部の都民も)にとってはありがたい設定となっています。千葉5:06発の総武線快速に乗ると、品川に5:54着となり、6分乗り換えという絶妙なタイミングで新幹線に乗り換えることができます。


これを更に新横浜まで足を延ばすと
※ 月曜・土曜限定の方法です(祝日等により変更になる場合もあります)。
新横浜駅6:03発「のぞみ491号」を使用すると、新大阪には8:06到着です。東京駅始発の新幹線と比べると、16分も早くなりました。

これを利用するには東京駅4:55発(!)の京浜東北線→東神奈川駅で横浜線に乗り換える必要があり、出発が1時間以上早くなる上に乗り換えが2回あるこの方法は、決して魅力的なものではないように思いますが、8時過ぎに新大阪へ着くことが出来るなら使いたい、というニーズも少なからずあるのではないでしょうか。月曜・土曜限定というのも、月曜はビジネス利用、土曜は観光利用をターゲットにしているのだと思います。

名古屋・京都へ行く場合にも使える
ここまでご紹介した2つの方法ですが、名古屋・京都へ行く場合にも同様の効果があります。
東京駅6:00発「のぞみ1号」を利用すると、名古屋7:35着・京都8:09着ですが、品川駅6:00発「のぞみ99号」を利用すると、名古屋7:28着・京都8:03着となります。更に新横浜駅6:03発「のぞみ491号」を利用すると、名古屋7:19着・京都7:53着となります。

いかがでしょうか。朝の出発が早くなったり、乗り換えが発生したりという必要はありますが、どうしても早く名古屋・京都・新大阪に到着したいという場合には、是非参考にしていただければ幸いです。

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